博多ラーメン膳天神メディアモール店さんにお邪魔しました

先日、福岡市中央区にある博多ラーメン膳天神メディアモール店さんにお邪魔してきました。私は夕方にお邪魔したので、お客さんも少なくゆっくりと食べることが出来ました。オーソドックスな博多系のとんこつラーメンで、こってりとしていながらも後味はあっさりとしていたので、非常に食べやすくまた機会があればお邪魔したいと思いました。

立地について

天神メディアモールというビルの中に入っており、近くに駅もあるため立地に関しては非常にアクセスのしやすい場所であると感じました。ただ、車で来店する人は近くに駐車場を探しておかなければいけないので、少し面倒だと思います。

私は駅を利用して来店したので、最寄り駅の天神駅の目の前にあり一分もかからずに到着しました。また、天神メディアモールには他にも様々な店舗がテナントとして入っているので、ここに訪れる時は他のテナントにお邪魔してもいいかもしれませんね。

お店自体はこじんまりとしており、如何にもな個人営業のラーメン屋さんを彷彿とさせます。お店の外には大きな看板に品目と店名を書いて掲げてあるので、初めて来られる人でも迷うことなく来店できると思います。

店内について

いわゆるザ・ラーメン屋という雰囲気です。店内は綺麗に整頓されており、こぢんまりとしながらも清潔だという印象を受けました。私は夕方に来店したのでお客さんはあまりおらず、のびのびと食べることが出来ましたが、昼や夜の時間帯はお客さんも入り結構賑わうようです。

店内はあまり広くはないので、ゆっくりと食事を楽しみたいという方なら、昼や夜は避けて朝や夕方などに訪れてみてはいかがでしょうか。また、ご家族や友人と一緒に来店するお客さんように、テーブル席もいくつか用意されていました。

私はカウンター席に座ったのですが、カウンターにはネギや紅ショウガ、おろしにんにく、ごまなどの各種薬味が揃っており、自由に好きなだけとって利用していいというシステムでした。私は初め何も入れずに食べ進めていましたが、途中で味を変えるためにネギをトッピングし、そのあとにおろしにんにくをトッピングしました。

ネギがとんこつラーメンに合うのは分かっていましたが、おろしにんにくがとんこつラーメンに合うのかというのは疑問でしたが、私の想像以上にマッチしていてとても美味しかったです。カウンターの奥の厨房では、店主とお手伝いの女性数人が作業をしていました。

店主はお客さんが来店した時や、注文の品を持っていく時に威勢のいい掛け声を挙げてくれるので、こちらもつい笑顔になってしまいます。また、オーダーを受けてから出来上がるまでが非常に早かったのが印象的でした。カウンターに座って一息ついていたら、もうすでに注文した品が来てしまったのでびっくりしました。

味について

王道を行く博多とんこつラーメンです。変にオリジナリティを加えていないので、真っ向勝負で味わってほしいという店主の熱い心意気が見て取れるようでした。そしてその心意気に恥じないクオリティ。博多とんこつの手本ともいうべき完成度でした。

まずはスープ。どろどろのとんこつ系で、食べた瞬間に口内に広がる油臭さがたまりません。とんこつが苦手な方にはあまりお勧めは出来ませんが、とんこつが好きな人は一瞬で気に入ると思います。私はそこまでとんこつが好きという訳ではなかったのですが、このスープを飲んだとたんその美味しさを気に入ってしまいました。

麺は細めのストレートで、ちぢれ麺に比べるとそこまでスープは麺に絡んできません。しかし、こってりのとんこつスープなので、ちぢれ麺くらいの絡み具合ですと、少し口飽きしてしまうかと思います。その点こちらではストレートの麺を使用しているので、私は最後まで気持ちよく完食することが出来ました。

さらに、とんこつ系ながら不思議と後味はさっぱりしていて、食後はすっきりとした気持ちで店内を出ました。その不思議なあっさり感も、ここのラーメンの魅力です。

値段について

気になるのはお値段ですが、私が食べた一番オーソドックスなラーメンが、なんと280円でした。ラーメン一杯の値段といったら、1000円を越すものもザラにある中で、280円というのはあまりにも驚きでした。私の知っているラーメン屋の最安値が、中華屋さんの臺灣ラーメンで350円だったので、それを大きく上回ってきました。

本場の博多とんこつラーメンがこの値段で食べられるのは、私としてはとてつもないことでした。オーソドックスなラーメン以外にも、様々な種類のラーメンやサイドメニューもありましたが、どれをとっても1000円を越すことはなく、お財布の紐にも優しいと感じました。

総評

今回インターネットや雑誌などで調べず、事前知識なしのぶっつけ本番で臨んでみたのですが、私の当初の想像をはるかに越えてきました。そもそも、私はあまりとんこつラーメン自体食べないので今回もそこまで期待はしていなかったのです。

美味しければよし、美味しくなかったら今日は運が良くなかったのだ、という考えで来店していました。しかし実際に食べてみると驚きの連続でした。自分の中にある、とんこつラーメンに対する評価や価値観が180度逆転したように感じます。

あくまでみそやしょうゆの格下だと思っていたとんこつが、一気に這い上がって顔を出してきました。今まであまり訪れることのなかったとんこつラーメンのお店も、これを機に今後は積極的に訪れていきたいなと思うと同時に、食わず嫌いをしていた自分を戒めようと思いました。

改めて、ラーメンの基本は冒険なのだと痛感させられました。その心を思い出させてくれた当店には感謝です。私はここの味にすっかりドはまりしてしまったので、またいつか訪れたいなと思っています。280円というリーズナルなお値段なので、週に二、三回は訪れてもいいかと思っています。

まあ、そんなペースであのこってりラーメンを食べてしまったら、財布の紐よりも先に体が持たないので自制していますが。さて、長くなってしまいましたが、以上で私の食べた感想を終わりたいと思います。これを機に食べたくなったという方がいらっしゃれば、ぜひ博多ラーメン膳さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。

本場博多ラーメンのとんこつ系では、一番の美味しさではないかと思います。

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